みなさまの「不安」や「不満」を「信頼」と「満足」に変える保険代理店です!
京都市中京区西洞院通四条上る
蟷螂山町481 京染会館4階
 

私たちも保険という商品の一部

お客様の心配事を少なくするために


  1. スタッフブログ
  2. 1月29日(水)
 

1月29日(水)

2025/01/29
以前日本経済新聞の1面に、工場のサイバー攻撃がIoTの普及で増加しているという記事が掲載されました。

そもそもサイバー攻撃と言われピンとこない人も多いと思いますが、日本に限らず世界中で問題になっており、2020年には製造業を狙った攻撃数は過去数年と比較して7倍に増加しました。

IoTが普及したことであらゆる面で便利になりました。

IoTとは大雑把に言うとあらゆるものをネットワークに繋ぐことです。

工場などでは効率的に生産管理が行える半面、ネットワークにつながるものが増えれば増えるほど、サイバー攻撃の被害も広がりやすくなります。現在大多数の設備はネットに接続して運営されており、コロナ禍の影響で在宅勤務・リモートワークを取り入れている企業が増えていることも一因していると思います。

セキュリティー面でも、特に中小企業ではセキュリティー対策を担う部門がない企業も多く、社員が使用してるパソコンもOSのサポートが終了した古いパソコンを使っている企業も少なくありません。

在宅勤務が広がる中、セキュリティー対策が甘い自宅のネットワークが狙われ、ウイルス感染やパスワード管理をしていたのに情報漏えいが発生するなども被害も想定されております。 

大企業のサプライチェーンの隙を突いた攻撃が増えてるといった情勢の中、最近では中小企業やフリーランスでもサイバー被害は増加していくのではないかと言われており、より強固なセキュリティー対策が求められていることに加え、サイバー保険に加入してサイバー被害による損害賠償責任や、個人情報保護法に基づいた専門機関への報告、原因調査にかかる費用の備えをするのが自然となる時代がくるかもしれません。

被害を受けた側がコントロールできないという意味では、サイバー被害は交通事故や自然災害に近いと思います。

確率的に当たってしまったり、対策していても被害が発生したりするなど、予想のできない事態ですので、保険の加入を基本的なこととして考えていただくことが大事になってくると思われます。



城石