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1月17日(水)

2024/01/17
令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げます。
また、被災された方々にも、心よりお見舞い申し上げます。

こんにちは。営業の大村です。
2024年のスタートは、大変な災害で始まり立て続けに飛行機の事故等の暗い出来事ばかりですね。
また、本日1月17日は阪神淡路大震災から29年目の節目の日になり、再度地震の恐ろしさを確認させられました。
能登半島の地震は、津波と建物の倒壊と火災の被害ですが、阪神淡路大震災は建造物の倒壊・火災が広大な範囲で
被害を受けた地震であったのが記憶に残っております。まさか高速道路やビル、駅や港が倒壊するなんて夢にも思ってなく、
ニュース等で映像で見たときの衝撃とショックは、20歳だった私の心に深く刻み込まれました。
その後も2007年の新潟中越地震や2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震と2018年の北海道胆振東部地震などの被害が大きい地震を経験し見てきているにも関わらず、
まったく準備や備えが出来ていなかった事に自分自身も反省しましたが、国や自治体も備えが出来ていなかった事に落胆しました。
地形上仕方がないにせよ道路やライフラインが今だに復旧しておらず、備蓄等もなく避難所は劣悪な環境で仮設住宅も数棟の建設が始まったとの事でした。
日本は地震大国であるにも関わらず、災害復興対策がいまだにできておらず、いつまでも災害対応後進国のままです。
それに対して、同じく地震大国のイタリアは災害対策を国家レベル、州レベル、県レベル、市レベルで階層化しNPOやNGOなどのボランティア団体と最初から共同で活動できるみたいです。
また、イタリアの災害ボランティアは、事前に災害対応の研修を受け、ボランティア団体に登録し、被災地に派遣される場合は日当・労災保険等が保証される仕組みを取っているため、
有償ではあるが質も高く、自治体側も頼みやすい組織になっている。何よりも驚くのは、避難所の環境でイタリアは災害発生後2日以内に、州が備蓄してある6人用テント250個、1500人分の簡易ベット・トイレ
をひとつのユニットとして運んだり、避難所は温かい食事を食堂で食べられ、シャワーやコインランドリーもコンテナが流用されていて、被災者の身体的・心理的影響にも気を配っている。
こうしたイタリアのシステムを、日本ですべて導入すのは難しいかもしれませんが、今までの仕組みを革新させ、イタリアの災害対策の一部でも取り入れてほしいと思います。