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10月19日(水)

2022/10/19
皆さまこんにちは。
営業の城石です。

近年、カーシェアやリースが普及しており、車を購入して所有する方は以前と比べると減少していると言われております。
ですが車の購入は家の次に高い買い物とも言われ、私も納車前のワクワクや納車時の喜びは例えようがない高揚感だったと記憶しています。

先日栃木県で、納車前にテスト走行を行っていた車が信号無視をした車と衝突する事故がありました。
信号無視は当然交通違反ですので、過失割合が10:0となり信号無視をした相手側が全額弁償となるのは間違いありません。

ただ保険会社から提示された金額は、時価額での補償として購入時の車体価格の半分以下でした。
ちなみに今回納車予定の車は、プレミア価値のついたスポーツタイプの車でした。
車屋は商品を失った段階で契約不履行となり、購入金額を全額補償するかたちになると思いますので、保険会社の提示した金額は到底受け入れられるものではないと思います。

今回のような事故の際、一般的に車の市場価格が概ね決まっているので、保険会社はそれを踏まえ金額を確定します。
一部に人気なマニアックな車、特殊なカスタムをしている車は購入額と時価額の乖離が起きるのは仕方なく、購入する側もその辺はある程度分かって購入しております。
しかし昨今では中古車価格が新車価格を上回ることや、希少価値があるクルマの価格高騰は珍しくありません。

今回の件で車屋は、判例を作るため弁護士を入れて戦いたいとしています。
仮に車の市場価格が見直されることがあれば、自動車保険の補償が事故内容に見合うものとなり泣き寝入りする人が減るかもしれません。
ですが商品改定により保険料に影響を及ぼすことも想定されます。

今回の事例によって新たな判例が下されるのか、今後の動向を追っていきたいと思っております。