こんにちは。
本日は信用と信頼の違いを
一般的には信用は過去の実績、信頼は未来を信じることと言われますが、正しくは
信用:社会的、オフィシャルな意味で信じられる
信頼:個人的、プライベートな意味で信じられる、または人間以外に対して使う
となっていますので、社会的信用とは言っても社会的信頼とは言わない。機械や道具に対して信頼性があるとは言っても
信用性があるとは言わない。
信用は「信じて用いる」と書きますが、この「用いる」とは何らかの役職に就けること、つまり「責任ある人が部下を何
らかの役職に就けたい時に、その役職を確実にこなす能力や実績があると信じられる」という意味で必然的にその根拠は
客観的な過去の実績の積み重ねが元になります。
一方、信頼は「信じて頼る」。この頼るは自分の命を預けるということ。この場合の根拠は過去の実績だけでなく感情や
気持ちが強くなってくる。
また、信用は人間に対して使う言葉であるため、人間以外の存在を信じる場合は信頼を使います。この場合の信頼は根拠
が過去の実績になるために言葉の使い方としては信用に近くなります。言葉の使い分けはきっちり理解したいものです。
佐野
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