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  1. 会長武藤のマンスリーブログ
 

会長武藤のマンスリーブログ

あけましておめでとうございます
皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
昨年を振り返りますと我が国にとりまして平成が令和へと元号が変わるとてもめでたい年ではありましたが、
一方では度重なる自然災害や痛ましい事故、事件にも見舞われた一年でもありました。
弊社といたしましても一層、皆さまの暮らしをお守りし、支えるにはどうあるべきか考えさえられる事ばかりでした。
それを解決して行くには与えられた課題は大きく、まだまだ力不足ではあります。
お客様により安心してお任せいただけるよう、社員一同研鑽を続けてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和2年 元旦 

代表取締役 武藤 光一


令和元年も押し迫って参りましたが、皆様にとっては無事にお過ごしになられましたでしょうか。

 

今回は今年の締めとして以前取り上げた千葉県のゴルフ練習場鉄柱の倒壊事故と煽り運転のその後についてです。

 

まず鉄柱の倒壊事故については、最終的にゴルフ練習場側が事業継続を断念し、土地の売却資金で被害住民に損害賠償を行なうとの報道がありました。
本来であれば自然災害による事故としては損害賠償の責任を負わないのが原則ですが、あれだけ全国的に報道された事が要因となって特別に賠償を行なう決定をしたものと思われます。
近隣の被害者にとっては朗報ですが、今後、同様の事故が起こった時にトラブルが生じる前例が出来たとも言え、単純に受け入れて良いものかとの意見もあります。
また損害賠償の範囲も明確でなく保険で賄えなかった部分の補填なのか、一律定額の賠償なのかも定かではありません。
小職としても解決までもう少し追いかけて行こうと思います。

 

次に煽り運転ですが、道路交通法を改正し厳罰化が明確になってきました。
刑法の暴行罪の刑罰「2年以下の懲役または30万円以下の罰金」とのバランスを考慮し定める方針とのこと。
行政処分については違反点数を15点以上にして即座に免許取消としたい考えで、来年の通常国会での成立を目指すとあります。
自動車と言えばもう一つの問題、高齢者の方の事故も含めてさらなる法改正が必要ではないかと考えます。

 

今更ですが私達を取り巻くリスクから身を守る事は大変な事かもしれません。
しかし人の叡智によって少しでも安心して暮らせる日常を築く事は不可能ではないと思います。

最後になりますが、拙い内容にもかかわらず皆様に支えていただき無事に1年間このコラムを続ける事が出来ました事を厚く御礼申し上げます。
来年も引き続き、様々な観点から皆様のためになる情報をお届けして参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。

良いお正月をお迎えください。有難うございました。

(くすのき瓦版12月号寄稿記事を再編集しています)



先月のブログで関東に19号が上陸し、さらなる被害を懸念していたところ、その後の大雨も相まって甚大な被害をもたらしました。
最近の日本はどうなってしまったのか。壊れていく姿を見るにつけ脱力感にとらわれます。
太平洋の表面水温が原因とわかっていてもどうする事も出来ないのでしょうか。

 

家屋の損害はもとより、20万台の車が水没したといわれています。過去に例を見ない大規模災害であり被害総額は未だ明らかになっていません。
貴重な財産、生命を奪われただけでなく今後の復旧、生活再建を考えると気が遠くなってしまいます。
家屋の修理も思う様に進まないでしょうし、生活の足である車を手配するにもレンタカーを含めて確保するのはほぼ不可能となると被害地域の方々の心労は多大でしょう。
保険会社も大規模な災害対策室を設置して1日も早い保険金支払いを目指しているものの損害見積もりもままならず、まだまだ日にちを要する状況です。

 

これだけ自然災害が続くものですからお客様からも「保険会社は大丈夫?潰れないの?」と聞かれる事も多くなってきました。
保険会社はそういった状況を想定して責任準備金を積立していますが、懸念される様にその準備金が枯渇しつつあります。
その為、最近では本年10月1日に火災保険料の改定を行い、値上げが実施されましたが来年度にも再値上げが実施されそうです。

消費税の増税もあり、支払保険金額は自ずと増えることから値上げはそれにとどまらず再々値上げも考えられ、ご家計の負担増は免れないでしょう。

 

しかしながら報道等であれだけ悲惨な映像を見せられるからでしょう、火災保険の認識は未だかつてないほど高くなり、地震保険や水災に対してのお問い合わせは急増しています。
最近、弊社では契約時に様々な被害を想定したハザードマップをご提供し説明する様にいたしました。
無駄なく必要な補償を漏らさず、万一にお力になれる様に留意し、お手続きいたしております。
自動車保険につきましても、車両保険について今一度検討される事をお勧めいたします。

(くすのき瓦版11月号寄稿記事を再編集しています)


10月に入り秋らしくなって過ごしやすくなってきましたが関東では先月の台風15号の傷跡がひどく復旧がままならないのが心苦しいです。
現在、保険会社も災害対策室を設置し全国から社員を動員して対応に追われています。
昨年9月関西において台風21号、24号の被害を受けたのを考えると連休のたびにやってくる様な気がししておりましたが、この記事を寄稿している時点で12日ごろに19号が上陸と言われているのを考えると今年は台風の発生は少ないのですね。
しかし今年最強の勢力と言われ、さらなる被害が心配です。
台風15号の被害の大きかった千葉では屋根瓦の復旧に2年と言われたとか。
そんな中、皆さんの記憶に新しいのはゴルフ練習場の鉄柱が民家を下敷きにした被害でしょうか。
あの場合、被害を受けた住民はゴルフ練習場に対して損害賠償を求められるのでしょうか。
一般的に答えはバツです。裁判になり相当程度の瑕疵や管理の不行き届きが認められればその限りではありませんが相当難しいと思われます。
幸い、無償で撤去を申し出た業者が現れたのは良かったのですが撤去時に生じた二次被害については業者責任にしないとの合意書が全住民から取り付けられず、未だに進展がありません。
確かにゴルフ練習場のオーナーには誠意を感じないところもありそうですが、安易な発言は控える様に弁護士から忠告されているのではないかと思います。
ではこういった場合どうすれば良いのでしょうか。
まずは自身の火災保険で対応してもらう。
鉄柱撤去時に仮に被害が広がっても現状打開のためのやむ得ない費用として保険会社はそれを対象外にはしないはずです。
その協議を急ぎ業者に撤去を実行してもらう。
支払いを先行した保険会社グループが可能と見ればゴルフ練習場を相手取って求償の訴訟を行なう、といった順番でしょうか。
火災保険では今回のケースは建物外部からの衝突としてではなく風災害で対応しますのでほとんど全ての火災保険が有効かと思われます。
〈くすのき瓦版10月号寄稿記事を再編集しています〉

9月に入っても暑い日が続きますが体調など崩されておられませんでしょうか。

 

先月のブログでは郵便局のかんぽ生命の不適切販売を取り上げました。その後は新規契約販売を自粛して3000万件およぶ過去の契約を調査するとしてテレビでもCMが流されています。
顛末が判り次第、このブログでも報告させていただきます。

 

さて、以前からくすのき瓦版で取りあげてきたあおり運転ですが、常磐道でのM容疑者による度重なるあおり運転と暴行行為は被害者のドライブレコーダーの映像によりお茶の間に何度も登場し、同乗の女性と共に独特のキャラクターも相まって大きく報道され、社会問題となりました。
これらあおり運転は必ず大きな社会問題になると考え、くすのき瓦版に取り上げて来たのですが、早くも実現してしまうといった皮肉な結果となりました。
今回、警察は容疑者に対して道路交通法違反や暴行罪だけでなく、無理やり高速道路上で停車させたとして、より罪の思い強要罪で立件した模様です。
被害に遭われた方は気の毒でしたが、勇気ある告発によりこの様な事件の再発防止や厳罰への立法化など大きな軌跡を残しました。

お互い気持ちよく運転出来る様に法整備もさる事ながら一人一人が思いやり、トラブルのない社会になって欲しいものです。
確かにこの種の問題はあおる方だけでなく高速道路の追越車線を流れに沿わず低速で走行するなどあおられる方にも問題があるとの指摘もあります。今一度、自身の運転を振り返ってみましょう。

余談ですが小職、最近車を買い替えまして改めてドライブレコーダーを購入しようとしたのですが、これも今回の事件による影響らしく前方だけでなく360度撮影できるモデルは2ヶ月待ちと言われました。自動車保険でドライブレコーダーを保険会社が貸与する特約もありますので、気になられる方は是非弊社営業担当までご連絡ください。

 

最後に、この記事を寄稿しているのは9月10日ですが昨年大きな被害となりました台風21号から1年が過ぎました。
昨日には台風15号が関東に上陸し、各地に被害をもたらした模様です。これからの秋台風、備えをしっかりとなさってください。

 

※くすのき瓦版9月号寄稿記事を再構成しています。


TSコンサルティング武藤です。8月に入り猛暑が続いています。皆さま体調管理や熱中症には十分お気をつけください。

さて、今回は郵便局のかんぽ生命による不適切販売問題について取り上げたいと思います。

実はくすのき瓦版4月号で販売時の加入者の意向確認が不十分で苦情が後を絶たないため、かんぽ生命が80歳以上への保険の販売を取りやめたというニュースを書きました。
その際、一度お手元の契約を確認される事をお勧めしていたのですが、その後、次から次へとかんぽ生命の不適切販売が明るみとなりました。

この記事を書いている時点では少なくとも18万件以上の不適切販売の疑いがあり、9月末まで保険販売の自粛と契約総数3000万件の調査を行うと発表されました。
不正の中身としては
①新規契約として扱うためにそれまでの契約を解約せず一定期間、保険料の二重払いを生じさせた
②見直しと称して必要でない保険を販売した
③新規契約のカウントのために一時無保険状態を生じさせた為保険金の支払いが出来なかった
④健康状態の告知違反を奨励した
⑤相続対策の必要の無いお年寄りに虚偽の説明をして保険を販売した
等々書ききれないほどの不祥事が明るみになりました。
これらが判明したのは罪の意識に苛まれた職員の方からの内部告発と言われています。
多くの不正が生じた原因は間違いなく厳しい販売ノルマがあったからで、これは以前から業界では囁かれていました。
中にはノルマのために職員自ら月に40万円もの保険料を支払う契約をしていたケースもあったそうです。

郵便局は本来、地元に根付き、特にお年寄りを中心に絶大な信用を誇り、それが強みではあったのですが、その分、今回の不祥事により失った信頼は大きく事業の存続すら危うい状態になっています。
しかしながら誠意を持って正しく販売されていた職員さんも多くおられるはずですし、この猛暑の中でも日本の北から南まで郵便を配達されている職員さんまで良く思われないのはとても気の毒でもあります。
経営陣は販売目標とされるノルマを設けないと発表しましたが、事態が収束するのにはまだまだ時間がかかりそうです。

(くすのき瓦版8月号寄稿記事を再編集しています)


武藤です。5月・6月と高齢者による事故を取り上げていますが相変わらずその発生は留まるところを知らず毎日のようにニュースになっています。
果たして件数が単純に増加しているのか、それともこの時節柄取り上げられやすいからなのかは定かではありませんが、看過できない程の社会問題となっているのが現実です。
そんな中、意外だったのは年齢が進むにつれ運転に自信があると答えた人の割合が増加し、80代においては約80%となっている事です。運動神経、動体視力、とっさの判断力は確実に低下するはずなのに意識だけは反比例しています。
運転免許の更新制度が厳しさに欠ける部分から免許返納率が高まらない理由となっています。

ここにきて東京都はアクセル踏み間違え防止装置設置の全額補助を実施するとか、政府も高齢者専用の免許制度の創設を検討するなどの具体策を模索しつつありますがどちらも強制力を持たず選択制にするなどからその効果もまだまだ未知数なのが現実です。
車自体の安全性、ドライバーが能力を過信しない事、車が無くても生活が出来る環境の整備、免許制度の抜本的な改革などが複合的に整って初めて効果が出てくるのではないでしょうか。
あまりにも新しい事故が次々と発生するので池袋や滋賀県での事故も皆さんの記憶から少しずつ薄らいで来ているのではないでしょうか。人間は辛い事、悲しい事を記憶し続ける事は出来ず意識の片隅に追いやらないと生きていけないと聞いた事があります。しかしながら過去の辛い事から解き放たれ未来に生きるためにも過去の経験から学びを得て少しでも安全、快適な生活環境を築く事が急務と言えましょう。この世から痛ましい事故がなくなる事を夢見て。

(くすのき瓦版7月号寄稿記事を再編集しています)



武藤です。前回は池袋での高齢者による死亡事故を取り上げ、現行の免許制度に警鐘を鳴らしました。読者の方からも多くの反響があり、ご感想を頂いたと聞いております。

しかしながら、その後も悲惨な事故は後を絶たず、滋賀県での保育園児が巻き込まれた事故に続き、この記事を入稿する数日前にも九州では時速100キロを越えるスピードで逆走して多くの方を巻き込みながら運転者と同乗の高齢者夫婦が亡くなるといったニュースがドライブレコーダーのショッキングな映像と共に流れ、こんな事が目の前で起こった場合、どうやって身を守れるのか、果たして安全な場所は存在しないのかとも考えてしまいました。また、事故を起こした方は数日前にも免許返納を考えていたとの情報を聞くにつけ今更ながら残念でなりません。

全国的にはこういった事故が報道されるたびに高齢者の免許返納自体は増えているみたいですし、弊社のお客様でも家族会議の結果、車を手離され、免許証を返納された方が数名おられました。賢明な選択を取られた方には敬意を表します。

無茶な運転や飲酒運転による事故と違い、決して悪意がなく、ご自身は安全運転を心がけておられるのに起こってしまうだけに違った意味で深刻でもあるのです。

いったいどれだけの被害者が出たら、この国は重い腰をあげるのでしょう。

衝突被害軽減ブレーキも自家用車よりも高速道路を走る大型貨物車に全車装備義務付けすべきではないでしょうか。高速道路で渋滞に巻き込まれ停車したところに前方不注意のトラックに追突され、死傷事故に繋がる事例が後を絶ちません。

路線バスによる暴走事故、観光バスの脇見運転事故もありました。これらは全て現実に起こった事なのです。もう一度言います。犠牲者の方に報いるためにも、今こそ抜本的な対策を取るべきではないのでしょうか?
(
くすのき瓦版6月号寄稿記事を再編集しています)



武藤です。元号が令和になり、大型連休の最終日にこの記事を書いています。皆様はどんな連休をお過ごしになりましたか。

お出掛けされた方も多かったと思いますが、各地では交通事故も多かった様で幼いお子さんが亡くなられたニュースもありました。

交通事故は一瞬にして幸せな家庭を壊し、加害者、被害者として共に辛い思いを生じさせます。その中で考えさせられるのが池袋での高齢者による暴走事故です。最愛の奥様とお嬢さんを失ったご主人の会見は見ていてたまらない思いになられた方も多いのではないでしょうか?

加害者の運転者は立派な経歴を持つ87歳の男性ですが、その名声も一瞬にして失うことになりました。原因はまだ正式には明らかになっていませんが、おそらくペダルの踏み間違いではないかと言うのが有力です。一説には運転をやめようとした事があった中で、利便性を重視して運転を続けたのが残念でなりません。

確かに毎日の生活において車があるのは便利かも知れませんし、特に田舎では尚更の事でしょう。しかし高齢者の運転ミスによる事故がこれだけ多発する以上、反論を恐れず申し上げるなら、やはり免許の年齢制限を設けたり、周りの家族の説得や責任を厳しくしてもいいのではないかと思うのです。

インターネット上ではとんでもない運転の動画が多くアップされています。車は高齢者にとってはとても便利である一方、判断力や、動体視力の衰えを考えると最もふさわしくない乗り物かもしれません。

確かにそれぞれには様々な事情があるのは承知しています。もしかすると読者の多くの方を敵に回す様な記事に捉えられるかも知れません。ただ長年保険関係に携わり、得た経験では、重大な事故を起こした加害者は相当辛い思いをされます。小職としてはそういった思いを少しでもして頂きたくないと切に願います。

ちなみに小職は56歳になりましたが仮にこれと言った体の不具合が生じなくても75歳をもって免許を返納しようと思っています。
(
くすのき瓦版5月号寄稿記事を再編集しています)



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