みなさまの「不安」や「不満」を「信頼」と「満足」に変える保険代理店です!
京都市中京区西洞院通四条上る
蟷螂山町481 京染会館4階
 

私たちも保険という商品の一部

お客様の心配事を少なくするために


  1. 会長武藤のマンスリーブログ
  2. 2023年3月
 

2023年3月

ようやく春到来といった天候になり、今年は桜の開花も早くなりそうでお出掛けになる方も多いのではないでしょうか?

さて今月は引き続き自動車保険を取り上げ、中でも人身傷害保険の内容を解説しようと思います。
基本的には契約車両の運転者を含む同乗者が、運転に起因する事故で死亡したり身体に後遺障害または傷害を被った際に過失の大小に関係なく保険金が支払われ、今や殆どの自動車保険にセットされています。

しかしながら、どう言った時に効果があるのかご存じない方も多い様に思います。
まず、相手がいようといなくとも過失割合があろうとなかろうと、相手方が保険に加入してなかったとしても一定額の保険金を受け取る事ができます。
これはとても大きな事で、交通事故の示談で困るのが相手が加害者なのに支払い能力が無かったり、過失割合で双方の言い分が違ったりして安心して治療が行えないことがあります。
そういった時に煩わしさから離れて自分の保険で対応する事ができます。
また極端な例として相手が全面的に悪い事故でも、相手保険会社の対応が気に入らないといった理由で自身の加入保険会社に請求する事もできます。
この場合は自身の加入保険会社が立替えて保険金を支払った後に最終的に相手保険会社に求償します。

人身傷害保険が発売されて以降は人身事故の対応が画期的に良くなったのですが、当初はその準用基準が担当者レベルにも浸透していなくて十分な適用がされず保険金支払い漏れも発生しておりました。
最近は当局からの注意を受けて各社ともに精査し保険金支払を進めていますが、事故の際は保険会社事故担当者や保険代理店から説明を受けて手続きを進めてください。

※くすのき瓦版3月号寄稿記事を再編集しています。