明けましておめでとうございます。
皆様、お正月はどのように過ごされましたか。
年末にかけて寒波が到来、全国各地で記録的な積雪を記録し交通マヒが起こり大変でした。
一方で元旦は快晴で初日の出も美しく、新型コロナ感染拡大を忘れるようなお天気で良い年になる兆しかなと思ったや否や、オミクロン株の急激な感染拡大でまたもや危機感が募る毎日が続いています。
また大阪ではクリニック放火殺人事件により多くの方の命が失われ、電車でも放火事件があったり暴走車による死亡事故など私たちの日常生活を脅かす事件が多く発生しています。
そうした多くの危険から皆様をお守りする保険の重要性は高まるばかりですが、保険には事故を防ぐ・減らすこと自体は残念ながらできません。
できるのは起こってしまった事故の後、少しでもその被害が小さくなるように、非日常から日常に戻すお手伝いしかできません。
被害にあった方々の悲しみにどれだけ寄り添えるかは保険金という名の金銭でしか表せず、それだけでは果たして望むべき解決になったのかというジレンマは保険業に携わる小職としては常に感じているところです。
しかしながら保険制度に代わる対処方法があるかというとこれも難しい課題です。
少なくともできる限りのこと、例えば取り巻く様々なリスクがあること、そして保険手配の重要性をお伝えし正しく保険にご加入いただくこと、事故発生の際は速やかな保険金支払いを通して少しでも安心していただけるように職務を努めて参りたいと改めて肝に銘じたお正月でした。
この瓦版においてもタイムリーな記事を心がけ、皆様にお役に立てる情報をこれからも発信して参ります。
今後もご愛読を宜しくお願い申し上げます。
※くすのき瓦版1月号寄稿記事を再編集しました。