みなさまの「不安」や「不満」を「信頼」と「満足」に変える保険代理店です!
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お客様の心配事を少なくするために


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2021年12月

早いもので今年も残すところ僅かとなりました。
新型コロナウイルスの感染状況も落ち着きを見せたと思いきや、新たにオミクロン株が発生し再び不安が広がっています。
大きな感染拡大が無く、穏やかに1年を締めくくりたいものです。

 

さて、2020年と2021年は大きな自然災害が少なく各大手損害保険会社は保険金支払いが少なかった事もあり大きな営業利益を出しています。
しかしながら過去の支払いの影響から火災保険は軒並み値上がりをしており、我々代理店の立場からするとお客様にご理解いただくのが忍びないところです。

 

保険金支払いと言えば弊社の取扱っている損保ジャパン社は顧客サービスの向上と経費節減の観点からAI(人工知能)を利用した保険金支払いをスタートさせます。
LINEのチャット機能を利用し、事故や怪我の状況を入力するとAIが自動的に質問を出し手続きを進めます。
これにより9,700人で対応し平均2週間かかっていた保険金支払手続きが最短30分で完結するそうです。
まずは年間50万件ほどの傷害保険からスタートし、2023年度には火災保険、自動車保険へと拡大する予定です。
余った人材はヒトでないと対応できない職務に当たらせるとの事です。

 

これから開発する商品はAIが応答する仕組みを取り入れる方針とのことです。
すでにアメリカではレモネード社がそのシステムを実現しており、国内損害保険会社も追随していくものと思われます。

 

個人的には迅速な保険金支払いは大歓迎ですが、全てがAIに従ってと言うのにはまだまだ違和感があります。
すでに代理店から保険会社への質問はAIを通して行うことが推奨されており、我々が多くの質問をすればするほど賢くなり対応の水準が上がるとの触れ込みですが、
イマイチ聞きたいことから外れる事もありイライラします。
なんてことを言ってること自体が時代遅れなんでしょうか?

 

最後は愚痴になってしまいましたが、今年も1年間ありがとうございました。
良い新年をお迎えください。そして来年もお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。



※くすのき瓦版12月号寄稿記事を再編集しています。