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2021年11月

秋も深まって朝晩寒くなって参りました。
新型コロナも感染者が激減し、この記事を寄稿している今も死亡者がゼロになったと報道されました。
観光地も賑わいを取り戻しつつあり、京都市内では観光バスを見ることが多くなりました。

 

車での移動も多くなる事から先月に続いて自動車保険を取り上げます。

最近、トヨタ自動車のコネクテッドシステム(車の様々な情報をセンターと相互に共有する)を利用した新しい保険が販売されています。
当初はトヨタのグループ企業のあいおいニッセイ同和損保だけの販売でしたが、東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパンの大手損保全てに拡大されました(販売開始時期は各社異なります)。
トヨタ車のオプションとして専用のナビを装備し、その機器を通じて事故状況の分析を行い事故処理に利用でき、今までのドライバーの思い違い等を排除して合理的な事故解決を目指します。
他にも緊急車両の要請や盗難された際の追跡など、車を取り巻くリスクに幅広く対応するものとされています。

装備自体の維持費がコストとしてかかるのと、追加保険料は各社違いはありますが月額250円程度です。
また運転の履歴を数値化し一定以上の高スコアには保険料の割引もあり、日常からの安全運転を促します。
まだ装備できる車種が限られているのと高価なナビ機器のため搭載車両件数が限られているため全国でもコネクテッドカー専用保険の契約件数は8万件に過ぎませんが、今後は大手損保全ての参入から契約件数は増えていくものと予想されます。

 

アクセルとブレーキの踏み間違いや追突事故を防ぐ安全装備の充実、自動運転化による事故件数減と相まって自動車保険はこれからも様変わりしていくことでしょう。
事故被害者の減少を目指して自動車メーカーや保険会社にできることはまだまだ多くあると思います。



※くすのき瓦版11月号寄稿記事を再編集しています。