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2023年5月

今年のゴールデンウイークは皆さんいかがお過ごしでしたか。
マスクの着用を含めいろんな規制が緩やかになり、各地でさまざまなイベントも開催され混雑が報告されていました。
そんな中、冷や水を浴びせるように石川県能登地方で震度6の地震が発生しました。
この記事を書いている最中にも余震が続きまだまだ注意が必要ですし、南海トラフ地震の発生も懸念される中、今一度出来うる準備をしておきたいものです。

さて地震に備える保険でまず浮かぶのは火災保険の地震保険ですが、地震によって怪我をしたり亡くなられた時には生命保険や傷害保険も対象となってきます。
生命保険の死亡保険金は、原則として被保険者が死亡した時に支払われます。病気や事故はもちろんですが、地震・津波・台風や洪水などの自然災害で死亡した時でも保険金は支払われます。
ただし、事故や災害が原因で死亡した場合に保障が上乗せされる「災害割増特約」や「傷害特約」などをもとに支払われる保険金については、地震・津波・噴火など大きな自然災害や戦争その他の変乱の場合、保険会社の保険金支払いの負担が大きくなるため保険金は削減されるか支払われないこともあります。
ちなみに、阪神淡路大震災や東日本大震災の時には、保険金は通常通り支払われました。

また、損害保険会社が取り扱う商品の中に日常生活のけが(病気は対象外)で死傷した場合に補償される「傷害保険」があります。
この傷害保険では、地震・津波・噴火で死亡した時やけがをした場合は補償されないことになっています。
ただし、天災補償特約(保険会社によって名称は異なる)を付けると、地震・津波・噴火が原因の死亡やけがでも補償されます。
割増保険料は僅かですので付加される事をお勧めします。
また自動車保険の車両保険においても地震・噴火・津波について免責となっており、対象とするには特約の追加が必要です。ご注意ください。

※くすのき瓦版5月号寄稿記事を再編集しています。