少しずつ春の訪れを感じる様になりましたが、先日は雨上がりに車を見たら黄砂がびっしりと。
仕方なくガソリンスタンドに洗車に行ったら洗車機に長蛇の列、参りました。
この季節、進学や就職で新たに免許を取得し、運転デビューをする方も多くなってきます。
そうなると自家用車に乗るために自動車保険の年齢条件変更依頼も多くなるのですが、ご承知の通り、自動車保険は若い方が乗れる様にするには多くの保険料を追加いただく必要があります。
保険金支払の確率が上がると言う理由とは言え、一般的には年齢条件を35歳以上から全年齢に変更した場合、保険料はほぼ倍額になります。
最近は軽自動車でも車両保険を付けたフルカバーだと20等級でも年間保険料が6万円位しますから10万円オーバーになるのも珍しくありません。
ちなみに21歳から25歳の方でも1、5倍くらいになってしまいます。ですから18歳で免許を取られた場合、18歳から20歳、21歳から25歳の最長8年間、高い保険料の期間となり家計を圧迫してしまう事になります。
では、どうしても保険料増は避けられないかと言うとそうではありません。
お子様が別居(住民票の移動は関係ありません)であれば年齢条件の変更は必要ありません(保険金請求時にはお子さんの別居を示すものを提出いただくことはあります)。
但し、同居の場合は必ず年齢変更は必要となりますので注意してください。
運転者限定が「本人限定」や「本人・配偶者限定」になっていたら限定を外すのも忘れずに。
この辺りは失敗が許されないので代理店の担当者に家族状況を伝えて保険の有効と節約を両立させてください。
次回は自動車保険のもう一つの保険料節約手段として俗に言う「1日保険」を解説します。